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新しい出発

第四課 人間の罪

民族紛争、環境破壊、政治の腐敗、いじめや登校拒否、離婚、病気…。私たちの回りには、目をそらしたくなる問題がたくさんあります。
神がこの世界を造られたのなら、どうしてこのようなことが起こるのでしょうか。→【どうしてこんな世界になったか】

 様々な問題を解決しようと、世界中の人々が努力を重ねています。けれども、事態はますます悪化し、さらに多くの問題が生み出されているのです。なぜでしょうか。聖書は、「人間の罪」 がその根本的な原因だ、と告げています。では、それがどのようなものなのかを、見ていきましょう。

十戒
第1戒 あなたには、わたしのほかに、ほかの神々があってはならない。
第2戒 あなたは、自分のために、偶像を造ってはならない。
第3戒 あなたは、あなたの神、主の御名を、みだりに唱えてはならない。
第4戒 安息日を覚えて、これを聖なる日とせよ。
第5戒 あなたの父と母を敬え。
第6減 殺してはならない。
第7戒 姦淫してはならない。
第8戒 盗んではならない。
第9戒 あなたの隣人に対し、偽りの証言をしてはならない。
第10戒 あなたの隣人の家を欲しがってはならない。
出エジプト20章1〜17節

1.人間の罪とは何か【罪とは何か】

@行動に現れた罪

 神は、人の生きるべき道を指し示し、神の教えを守るようにと求めておられます。この戒めにそむくならば、それは罪なのです。十戒は、道徳の基本とも言える神の与えられた基準です。あなたは、これに照らしてみて、自分は罪がなく正しいと言えるような生き方をしているでしょうか。行動に現れた罪にも、積極的なものと、消極的なものがあります。

a、積極的な罪

イエスは彼らに答えられた。「まことに、まことに、あなたがたに告げます。罪を行なっている者はみな、罪の奴隷です。」(ヨハネ8:34
自分で悪いと知りながら罪を犯しているのです。(テトス3:11

b、消極的な罪

なすべき正しいことを知っていながら行なわないなら、それはその人の罪です。(ヤコブ4:17

A心の中の罪

 たとえ、外側に現れた行為においては、大きな悪いことをしていないとしても、それで問題がないのではありません。イエスは、第6戒の「殺してはならない」について、もしそれが、行動に表れる思いの段階でも、罪があると言われます。

昔の人々に、『人を殺してはならない。人を殺す者はさばきを受けなければならない。』と言われたのを、あなたがたは聞いています。
しかし、わたしはあなたがたに言います。兄弟に向かって腹を立てる者は、だれでもさばきを受けなければなりません。兄弟に向かって『能なし。』と言うような者は、最高議会に引き渡されます。また、『ばか者。』と言うような者は燃えるゲヘナに投げ込まれます。(マタイ5:21〜22)。

 そうであれば、いったい誰が、自分には罪がないと言い切れるでしょうか。神は、隠された心の内を見ておられるのです。また、イエスは別のところで、

「内側から、すなわち、人の心から出て来るものは、悪い考え、不品行、盗み、殺人、姦淫、貧欲、よこしま、欺き、好色、ねたみ、そしり、高ぶり、愚かさであり、これらの悪はみな、内側から出て、人を汚すのです」(マルコ7:21〜23

と言われました。このように、罪は外に現れた行ないだけではなく、私たちの心の中の問題なのです。

B神に対する罪

 そして、これらの罪の根本的な原因は、「神に対する罪」 であると、聖書は教えています。最初の人であったアダムとエバも、エデンの園において神の戒めを破り、神に反逆しました。ここに、人の罪が始まったのです。

2.人間の罪の結果【罪の結果】

@まず、神との交わりを失いました。その結果、神がどのような方なのか、わからなくなりました。ついには、神はいないと言い張るようになり、【神を無視した生き方】をするようになってしまいました。

愚か者は心の中で、「神はいない。」と言っている。彼らは腐っており、忌まわしい事を行なっている。善を行なう者はいない。(詩篇14:1

Aまた、人は神の愛を感じなくなりました。むしろ、【神の怒り】とのろいを意識し、神を敬遠するようになりました。

悪いことをする者は光を憎み、その行ないが明るみに出されることを恐れて、光のほうに来ない。 ヨハネ3:20

Bさらに、人は自分を中心にして生きるようになってしまいました。こうして、人間関係があらゆるところで、ぎくしゃくするようになったのです。

 人は言った。「あなたが私のそばに置かれたこの女が、あの木から取って私にくれたので、私は食べたのです。」
 そこで、神である主は女に仰せられた。「あなたは、いったいなんということをしたのか。」女は答えた。「蛇が私を惑わしたのです。それで私は食べたのです。」(創世記3:12〜13)。

C私たちの心の中には、何があるのでしょうか。不安、不信、焦り、不満、劣等感、孤独、恐れ、怒り、むなしさ等々。これらは、私たちの魂が「罪」という重大な病にかかっている結果なのです。

Dそして、最も衝撃的なことは、私たち人間が死ななければならなくなったということです。罪は、責任を問われるのです。こうして、人は死を恐れるようになりました。

罪から来る報酬は死てず。(ローマ6:23

3.人間の努力のむなしさ

人々は、何とかして罪の結果から逃れようとして、様々なことに取り組みました。

◇自分の罪から目をそらし、たいしたことではないと考えようとした。

◇他人や環境のせいにしようとした。

◇道徳の達成に努力し、良い人になれば助かると考えた。

◇修行や戒律、儀式、ささげものなど、宗教的な行為に頼ろうとした。

しかし、このような努力によっては、罪の解決はありません。

 義人はいない。ひとりもいない。悟りのある人はいない。神を求める人はいない。ずべての人が迷い出て、みな、ともに無益な者となった。善を行なう人はいない。ひとりもいない。(ローマ3:10〜12

○質問 *質問の答えまた感想を、牧師にメールしてくだされば、あなたの求道をお助けすることができます。

1.十戒を読んで、自分にとって守りやすいと思われるものと、むずかしいものをあげてください。

2.「罪」には、どのようなものがありますか。

@

A

B

3.あなたは自分の中に、どのような罪を深く感じますか。

4.罪を解決するために、あなたはどのような努力をしてきましたか。その結果はどうでしたか。どうすれば、真の解決があると思いますか。考えてみましょう。

 

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