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礼拝(2010年2月14日)

『愛の行為の勧め』Ⅰコリント16章10~14節) 2010.2.14.(コリント人への手紙講解№79)

*コリントの教会への手紙の講解はいよいよ終盤に入ったが、途切れ途切れとなったので、時々は復習しながら進めなければならないと思う。福音は常に前進しなければならない。そのためには教会のあり方が重要である。教会はまず福音拠点でなければならない。

Ⅰ 【コリント人への手紙第一の復習】
①問題の多い教会。
*コリントからの手紙によって取り上げた問題は次の七つ。分派、上品行、結婚問題、偶像にささげられた肉、公の礼拝の秩序、異言と霊の賜物についてであった。手紙がどれほどの効を奏したか分からない。しかしパウロにとって問題が多いとしてもコリントは重要であった。
②妙薬は愛。
*クリスチャンにとって、愛以上に重要な問題はない。愛が欠如するとお互いの間に免疫ができる。そして排他しあう。こうなったら知恵を尽くした解決策でも何もならない。パウロは「愛がなかったら《というが、私たちにとっては「主とともにいなかったら《と同じである。
③愛の源泉は復活のいのち。
*私の内に主が来てくださること。このために主は十字架で死に復活してくださった。人は体力がなければ何もできないように、復活のいのちによって満たされるのでなければ、愛の行為は何も出てこない。自己を捨て免疫を捨て復活の主のいのちを受け入れること。

Ⅱ 【パウロにおける事情】
①コリント教会への期待。
*パウロはコリント教会にしばらく滞在したいと願った。この教会は異邦人伝道の拠点教会となりうる。パウロは自分がアンテオケ教会から送り出されたように、今度はコリント教会から送り出して欲しい。パウロの胸のうちにはすでに、こうした構想が出来上がっていた。
②次の時代への備え。
*最初教会はエルサレムで誕生した。しかしもうこの頃には12弟子は一人もいなかった。全員地方に散って拠点教会の建設に励んでいた。パウロもすでに次の世紀に向けての戦況戦略を練っていた。エペソ教会はほぼ確立していたが、今度はコリント教会であった。
③開かれる広い門。
*エペソ教会はすでに七つの教会を生み出していた。もしコリント教会が確立したなら、なんと大きな可能性があることだろう。実は教会内の問題に手を煩わせてはいられない。もっと成長して、パウロの福音宣教の働きのために片腕となって貢献して欲しい。

Ⅲ 【愛の実践】
①テモテについて。
*パウロにはすでに片腕となって働いてくれる弟子がいた。テモテを今度はコリントへ派遣したいが、自分が経験したように教会の問題で手を取られるようなことがないようにしてもらいたい。牧師が信者の世話で手一杯で、求道者まで回らないことがないように。
②アポロについて。
*アポロにもコリントへ行ってもらいたいが、彼自身はコリントには近寄らないほうが良いと思っているところがある。この問題も何とか克朊したい。今後の宣教を考えると、教会に問題があってはならない。みんなで仲良く、愛を実践し、キリストを輝かせなければならない。
③具体的な勧め。
*なぜ自分は心に問題を抱えているのか。パウロは「目を覚ましていなさい《という。そうでないと魂はすぐウイルスに犯される。特に現在のように物質主義が優勢の時代には、よほど信仰を固くしなければ病む。そのためには信仰に強くなって戦わなければならない。

   <結論>この世にあっては自分の時代は終わったと考えること。これからは、「主のために生きる時代《である。この方がどれだけ生きがいがあるか分からない。クリスチャンの前途は洋々である。神の国を目指す者には、何も心配は要らないのだから。(A.S.S.)

 

 

                       
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