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礼拝(2010年5月2日)

『主による派遣と約束』マタイの福音書28章16~20節)2010.5.02.

*今朝からペンテコステに向かってのメッセージとする。主は昇天の直前に弟子たちへのことばを残された。派遣とそれにともなう約束である。教会はこれを受け取って今日まで主の代理者として活動してきた。この足跡を辿りながら、もう一度その真意をただしたい。

Ⅰ 【主に与えられた「いっさいの権威《】
①御父から派遣された御子。
*福音書はイエスを「天の父から大きな任務を帯びて地上に遣わされた方《として描いている。もともと三位の神の一人格として天におられた。この天から御父の御心を帯びて地上に下って来られ、人間も天使も決して成し遂げられない大仕事をするために来られた。
②主の地上での任務(マタイ4:17)。 *主が地上に来られた時、律法を遵守して30歳になられるのを待たれた。いよいよレビューの日から、ガリラヤで12弟子を集め、彼らにメシヤについて教えられた。彼は苦しみを受けて代償の死を遂げ、三日目によみがえり、その福音が全世界に宣べ伝えられる。
③最も大切な任務(Ⅰコリント15:3)。
*パウロはこの事実を福音の「もっとも大切なこと《としている。ゲッセマネにおいて最後の試練を乗り越えられ、果敢にサタンの国黄泉にまで下って行かれた。主は十字架によってあらゆる悪に勝利された。こうして御父から「いっさいの権威《が与えられた。

Ⅱ 【主による派遣「行って、弟子としなさい《】
①弟子たちの派遣。
*主は40日間顕現された後に天に帰られた。それは約束の聖霊を弟子たちに派遣するためであった。弟子たちには大きな任務が残された。人々の心を主に向けるためには証人が必要である。それで弟子たちに「あなた方はわたしの証人である《と言われた。
②派遣の任務(:19)。
*何のための派遣か。それは「彼らを弟子としなさい《である。まずバプテスマを授けて信者とし、イエスに従う者として、そのいのちを生きる者としてこの世の光・地の塩とすることである。2000年の歳月を経て、福音が日本にまで広がったそのバイタリティは何なのか。
③主の臨在の約束(:20)。
*主は「見よ。わたしは、世の終わりまで《と言ってご自身の臨在を約束された。私の伝道者経験から言って、ひとりの人を神様の前に連れてきて「信じます《と言うところまで導くことは人間の出来ることではない。主がご一緒にいてくださるからこそ出来ることである。

Ⅲ 【天と地の架け橋】
①天と地の間にある淵。
ルカ16章26節に「大きな淵《の話しがあるが、これは神と人間との間にある淵である。私たちが今何気なく当たり前のように信じていることは、ほとんどの人にはチンプンカンプン何のことが分からない。ことこれほどに、神と人間との間の淵は深いのである。
②預言者たちの辛い経験(ヘブル3:19参照)。
*旧約の預言者たちもこのことに悩まされた。前回、頑化予言について触れたが、預言者がイスラエルの罪に触れると、民はますます心を固くして心を閉ざす。しかしへりくだって心を開かなければ神との間はますます隔たる。こうしてイスラエルは滅んだのである。
③教会だからできること(Ⅰコリント1:18)。
*人の心はたがねでこじ開けるようにしては開かれない。ある日、主を求めてきた方に主の十字架の話をした。すると彼はこれが自分のためであることを悟って心を開き、主を受け入れた。十字架を語るとき、まさにその時、主はすぐ側にいてくださるのである。

<結論>*「世の終わりまで、・・・ともにいます。《と主は約束された。たとえ私たちが世の終わりの世紀に生きているとしても、主はますますその臨在を明確にして下さって、私たちとともに働いてくださる。これこそが私たちにとってもっとも大切なことである。(A.S.S.)

 

                       
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