[戻る] ホームページ 礼拝説教 2010年の説教

 

礼拝(2010年5月23日)

『新しい上思議なことば』使徒の働き2章1~13節)2010.5.23.

*今朝はペンテコステ(五旬節)である。世界の教会でこの日が祝われている。私たちは聖餐を持ってこの日を祝うことにしている。またこの日から、世界に新しいことばが語られ始めたことも検証する。聖霊によって生まれた者は新しいことばを語るのである。

Ⅰ 【三つのしるし】
①激しい風。
*ペンテコステとは今から2000年前、エルサレムで起こった一つの事件である。それは弟子たちの祈りに応えて聖霊が下った。その時、三つのしるしがともなった。その一、突然天から激しい風が吹いてきて響き渡った。これは聖霊の自然界への働きの象徴である。
②炎のような舌。
*第二番目のしるしは、「炎のような分かれた舌が現われて、一人ひとりの上にとどまった。《こうして神が人の心を貫いて内住された。私たちは世界中でクリスチャンの証しを聞くが、いつも共鳴を感じる。このことは同じ御霊が信じる者に内住していることを意味する。
③他国のことば。
*さらに上思議なことは、弟子たちが「他国のことば《を話したことである。それがどんな出来事であったかは、7節以下にある。いろいろな言語を語る人々が、弟子たちが語る福音を聞くことができ理解した。これはことばによる宣教の開始を象徴したものである。

Ⅱ 【他国のことばのしるし】
①聖書において大切なこと。
*聖書においてはそこに書かれた記事が、歴史的に科学的に本当かどうかはさして重要でない。神は真実な方であり、聖書は真実を語っていることで十分である。重要なことはそれが何を意味しているか。そこから神の御心を読み取ることが重要である。
②宣教はことばによる奇跡。
*この意味からいえば、宣教は「他国のことば《である。弟子たちは福音を語るために、聖霊に満たされた。逆に読めば、聖霊の助けなしには福音を語ることはできない。福音は「天のことば《であって、天に住み天の空気を吸っている者のみが語ることができる。
③神の国の到来(マルコ1:15)。
*主が宣教を開始された時、「時が満ち《と語り、神の国の到来を告げられた。主は天に住んでおられたからそれが言えた。聖霊降臨はその資格を弟子たちに与えた。弟子たちは聖霊によって天のことばを語るようになった。こうしてことばによって神の国が到来した。

Ⅲ 【ペンテコステの奇跡】
①世界に対する神のことば。
*世界中に何と多くのことばがあることだろう。バベルの時、諸国民のことばは散り散りばらばらになった。福音はそれを一つにする力があった。弟子たちが語った時、諸国民は神の御許で一つとなった。福音はことばの壁を越えて全世界に伝えられた。
②時間と空間を越える神のことば。
*やがて弟子たちの時代は終わろうとしていた。ところが次の世代に、イエスを見たことのない人々が信仰によって福音を語り始めた。これによってイエスは信じる者の心の中の現実であることが明らかとなった。これこそがペンテコステの祝福の内容である。
③世の終わりを決めることば(マタイ24:14)。
*ペンテコステから2000年が経過した。今福音は全世界に拡大している。もう最終の世紀を迎えている。そして時代の終わりを決めるのもこのことばである。主は「終わりの日が来ます《と言われた。ことばが地の果てに到達した時、地に満ちた時、終わりが来る。

<結論>*今世界は大きな問題を抱えている。このことは、ことばの限界に来ていることを意味する。ばらばらの言語では人の世の問題を解決することはできない。世界もまた新しいことばを必要としている。今こそ、ペンテコステが求められる所以である。(A.S.S.)

 

                       
2010年度説教要旨2009年度説教要旨2008年度説教要旨2007年度説教要旨
2006年度説教要旨2005年度説教要旨2004年度説教要旨
聖日礼拝の手引き 用語の解説